農作業の時間的・身体的な負担を軽減できます。
ドローンを使用した農薬・肥料散布では一度に広範囲にかつ短時間で散布できます。

ドローンによる農薬散布のメリット

1.ドローンは産業ヘリと比較し軽量・コンパクトなので、1人で積み下ろしできます。
また小回りが利くので中山間などの産業ヘリではできなかった10aの圃場でも散布が可能です。
バッテリーで飛行するので騒音も少なく、住宅付近でも早朝から飛行できます。

2.時速15kmで幅4mを散布するので、10aを1分程で散布することが可能です。
そのまま次の圃場に移動して作業できるので、人力で散布するよりも作業時間を1/5短縮できます。
他にもドローンは圃場ごとの洗浄が必要なく、ドローンで使用する農薬の希釈濃度は8倍なので、
水を準備する時間も大きく削減できます。また作業終了後の洗浄作業も非常に簡単です。

3.薬剤の防除効果。農薬散布ドローンがあれば、
いつでも好きな時に散布できるので作物の品質を保ちます。

4.高齢の方は、操作するのは難しそう。自動飛行は難しい。。と思われていますが、
近年の猛暑で防除作業が一段と辛く、何とか改善できる方法はないのかと
模索されているのが現状です。
そんな中若い生産者が、農薬散布ドローンを導入し周辺の圃場も散布することで地域の農業を支え、
1年間の作業面積は50haにもなりました。
農薬散布ドローンは決して安いものではありません。
しかし、農薬散布委託費用や作業効率化による人件費削減など見えないところで費用削減に貢献します。
長期的活用を視野に入れてみてはいかがでしょうか。

TOP