2020年9月26日に開催された瓦礫訓練センター内共同訓練 CURSORに参加しました。
当時の様子を撮影すると共に、東北大学 大学院情報科学研究科 田所 諭 教授が研究されている「災害救助活動のための小型ロボットと先端センサーの協調活用」にも参画させていただき、ドローンの操縦も担当させていただきました。
災害救助活動のための小型ロボットと先端センサーの協調活用
瓦礫からの人命救助を目的として、人体ガスセンサーを備えた多数のソフト小型ロボットと地中レーダーを備えたドローンが、共同で瓦礫内の情報を収集し、得られた情報を融合・分析・解釈することによって瓦礫内の要救助者発見と状況把握を行うシステム「CURSOR災害救助キット」を研究開発する。多数のソフト小型ロボットはドローンによって瓦礫上に投下され、瓦礫の中に侵入・分散して捜索を行う。CURSOR災害救出キットにより、災害救助活動に必要な情報を分析解釈し、瓦礫内に閉じ込められた要救助者をいち早く検出、場所を特定するとともに、災害対応本部にリアルタイムに提供して意思決定を支援する。日本側は、CURSOR災害救助キット構築の実現に向けたコンポーネントの1つとして、瓦礫奥深くに侵入し、瓦礫の広い範囲に多数が分散協調して動くIoTエッジデバイスとして情報を収集できるセンサーを搭載したソフト小型ロボットの研究開発を行い、将来、救助隊への提供を目指す。
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